176.『ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)』 塩野 七生 新潮社


ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)ローマ人の物語〈8〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(上) (新潮文庫)
塩野 七生

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一言

ついにユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)登場!「ローマが生んだ唯一の創造的天才」の残した業績や評価のイメージとは違い、実は遅咲きなカエサル。デビュー前夜と言える青年期までを書いた第8巻。カエサル好きの塩野さんの筆ものりのりな気がします。

 175.『ローマ人の物語 (7) ― 勝者の混迷(下)』 塩野 七生 新潮社


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一言

「同盟国戦役」をなんとか終わらせた次に待っていたのはローマ内の反乱だった。事態を収拾するため、名将スッラが任期無期限の独裁官に就任する。ローマの歴史を支えてきた共和制の終わりが始まる。という第7巻。

 174.『ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上)』 塩野 七生 新潮社


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塩野 七生

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メモ

  • 無知な大衆とは、政治上の目的でなされることでも、私利私欲に駆られてのことであると思い込むのが好きな人種である
  • 混迷とは、敵は外にはなく、自らのうちにあることなのである

一言

ポエニ戦争」で勝利したものの、新たな敵は同盟国だった。という第6巻。「同盟国戦役」で混乱するローマはどうなるのでしょうか。

 173.『ローマ人の物語 (5) ― ハンニバル戦記(下) 』 塩野 七生 新潮社

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一言

ハンニバルの野望を打ち破ったのは、同じく偉大な名将、スキピオ・アフリカヌス 。スキピオハンニバルの戦術を学ぶことで情勢を逆転します。つまり、勝者の師は敗者だったのです。
今のところこの5巻が一番おもしろい。興奮しながら一気読みしました。

 172.『ローマ人の物語 (4) ― ハンニバル戦記(中) 』 塩野 七生 新潮社


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一言

いまだに研究されるほど優れた戦術で勝ち進むハンニバル、領土を奪われて追い詰められつつも耐え忍ぶローマ。その攻防が大変おもしろい第4巻。圧倒的な才能を持つハンニバルに足りず、劣勢のローマが持っていたもの。それが均衡をもたらします。そしてついに、ローマにも希望が。

 171.『ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) 』 塩野 七生 新潮社


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一言

ハンニバルといっても『羊たちの沈黙』ではありません。人類史屈指の名将、ハンニバル・バルカです。
ローマとハンニバルが率いる北アフリカの大国、カルタゴが争った「ポエニ戦争」についての内容が描かれています。教科書的な退屈さはまったくなく、抑えつつも活き活きとした描写の連続で楽しく読めます。

 170.『ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下)』 塩野 七生 新潮社


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目次

第2章 共和政ローマ(承前)(ペリクレス時代
ギリシアを知って後
ローマの貴族
ケルト族来襲
ギリシアの衰退
立ちあがるローマ
政治改革
ローマの政体
「政治建築の傑作」
「ローマ連合」 ほか)
ひとまずの結び

一言

イタリア半島統一までの歴史。