189.紳士の美学/板坂元

  • 普通の町人は着流しで済むが、エリートは羽織を着てもよい。が、羽織を着る人は寄付でも会費でも金を弾まねばならない。それが羽織を着る代金、つまり羽織代なのだ。(30ページ)

ノブレス・オブリージュ

  • 損得など超越して自らのプライドを守ろうとする信念がなければ、ダンディズムなど存在しえない。(33ページ)