6.『「できる人」の聞き方&質問テクニック』 箱田忠昭 フォレスト出版

「できる人」の聞き方&質問テクニック—なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣「できる人」の聞き方&質問テクニック—なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣
箱田 忠昭

フォレスト出版 2006-03-18
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  • 人間関係においては「何を言うか」より「誰が言うか」の方が大切だということを示しています。信頼できる人、好きな人の言うことは信頼されます。
  • 人を説得しようとする場合は、まず相手に徹底的に話をさせ、心の中にあるものを全て吐き出させます。そして、心が空っぽになった時点であなたの言い分を言えば、すんなり入っていくはずです。
  • 人に好かれる聞き方五大原則
    • 聞き方は「80対20の法則で」(聞く時間を80%にする)
    • 人の話を奪い取るな(最後まで話を聞く)
    • 相手の話を即座に否定しないこと
    • 相手の言うことを即座に肯定すること
    • 反論に反論しないこと(いったん賛成し、自分の意見を言う)
  • 人に好かれる「聞き方」の五大テクニック
    • うなずき効果
    • あいづち効果
    • 視線効果
    • 質問効果(深く掘り下げる質問、相手を承認し、励ます質問など)
    • メモ効果
  • あいづちの「あいうえお法」
    • 「あー、そうですか」
    • 「いやー、驚きました」
    • 「うわっ、すごいですね」
    • 「えー、本当ですか」
    • 「おー、それはさすがですね」
  • ペーシング(相手と合わせること)で対人対応力を改善する具体策
    • ミラーリング」でボディ・ランゲージを合わせる(動きのリズムを合わせる)
    • 「チューニング」で感情を合わせる
    • 「マッチング」で言葉を合わせる
    • 「ペーシング・プラスワン」(合わせた上で、一言付け加える)
  • 心理的距離は物理的距離に比例する
  • YES・TAKING法(相手が「はい」と答える質問をする)→相手が何回も「YES」を言うことで心を開いていく→会話がスムーズになる!
  • クローズド質問(YES or NOで答える質問)で会話のきっかけを作り、オープン質問(いろいろなことを話そうと思う質問)で会話を深める
  • 「Dで始まる質問で会話をのばす」
    • 「どこで?」
    • 「誰と?」
    • 「どうやって?」
    • 「どうして?」
    • 「どんな?」
  • 思わず本音を言ってしまう質問
    • 「もし〜だったら?」
    • 「ほかに〜?」
  • 「人は知らない人に対しては、攻撃的、批判的、冷淡になる」(心理学者ザイアンス)→頻繁なコンタクトを心がける(会う頻度が大切)
  • 相手のよい感情を引き出すアンカーとなることを覚えていて、会ったときにアンカーをかける
  • 自分の失敗談、将来の夢、家族のこと、悩みなどを開示し、逆に相手の自慢話を積極的に聞き、心から関心を寄せる
  • 自分の失敗談、面白い話をメモしておく
  • 初対面の相手と会話を続けるには、相手の言ったことを、そのまま言ったとおりに反映する(=リフレティング)