15.「下克上の時代を生き抜く 即戦力の磨き方」 大前研一 PHPビジネス新書

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大前 研一

PHP研究所 2006-04
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  • プロフェッショナルが共通して持っている能力として、語学力、財務力、問題解決力の三種の神器がある。これがあれば、まず世界のどこに行ってもある程度通用する。
  • 問題解決の第一歩は、「問題がどこにあるのか」「なにが問題なのか」を、自分で自分に問うことを繰り返すことだ。次にじゃ、なぜその問題が発生するのかという原因に言及し、何をどうすればその原因を排除できるかという仮説を立てる。そして、仮説を検証し、うまくいかなければまた仮説を立てる。
  • 思いつきを仮説にしない。その仮説が正しいことを証明するために、それを裏付ける調査や分析をする必要がある。
  • 義務教育で教わることなど、いまなら数百円のメモリーチップ一枚に全て納まってしまう。言い換えれば、答えを教わってただ暗記するだけの受身の勉強では数百円程度の市場価値しかない。

→情報を編集して新しいものを生み出す力、情報を検索する力が求められるのでは(DJみたいな)?

  • 本当に好きなことをして、偏見と人並み思考をなくせば、ロウアーミドルでも贅沢はできる

→取捨選択ができれば十分に人生を満喫できるだけの収入を日本人は得ている

  • 二十代で国際的に通用する実力を身につけ、三十代で社長というタイムスケールが、いまやビジネスパーソンの世界標準となっている

→cf.香港で働く妻の親戚