89.『カンガルー日和』 村上春樹 講談社


カンガルー日和 (講談社文庫) カンガルー日和(講談社文庫)
佐々木 マキ

講談社 1986-10-15
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目次


カンガルー日和
4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて
眠い
タクシーに乗った吸血鬼
彼女の町と、彼女の緬羊
あしか祭り

1963/1982年のイパネマ娘
バート・バカラックはお好き?
5月の海岸線
駄目になった王国
32歳のデイトリッパー
とんがり焼の盛衰
チーズ・ケーキのような形をした僕の貧乏
スパゲティーの年に
かいつぶり
サウスベイ・ストラット―ドゥービー・ブラザーズ「サウスベイ・ストラット」のためのBGM
図書館奇譚


感想


やっぱりシュールでよくわからない作品もありますが、
村上春樹の短編集では一番好きです。


初めて読んだのは10年くらい前で、
そのときはほとんど理解できませんでしたが、
久々に読むと心に響くものがあります。
それなりに経験を積んだということなのでしょうか。
次に読む時にどう感じるかが楽しみです。


特に
「眠い」
「彼女の町と、彼女の緬羊」
「1963/1982年のイパネマ娘」
「32歳のデイトリッパー
が好きです。