NHK　『トップランナー』　ゲスト:音楽家　椎名林檎

妻とは音楽の趣味はほぼ合いませんが、
共通して大好きな数少ない音楽家の一人です。
当然二人並んで拝見しました。

二人ともほぼデビュー当初から好きで、
東京事変も含めて全アルバムを聴き、
だいたいの曲をカラオケで歌え、
ほぼ同世代というのもあり(20代後半)、
さらには結婚と出産も大体同時期と、
とても思い入れのある方です。

デビュー10周年のタイミングでの収録だったので、
その当時からの歴史を振り返っていたのですが、
お互い年齢を重ねたな、と思いました。

とがっていた印象がしだいに和らいでいき、
今では成熟した大人の女性になったと思います。

演奏していた曲もジャジーにアレンジされて、
「なんだか落ち着いたね」と言っていたのですが、
最後の「夢のあと」はしびれました。
わかりやすい激しさは薄れましたが、かっこいいです。

あと、印象に残ったのは「実直」という言葉。
観覧者からの「今一番大切にしたいという言葉は？」という
質問への回答だったのですが、
椎名林檎という人の音楽や人生への姿勢を感じました。