55.『365日たまごかけごはんの本―世界最速スローフード』 T.K.G.プロジェクト 読売連合広告社
| 365日たまごかけごはんの本―世界最速スローフード | |
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目次
- はじめに
- きそたま
- あさたま
- ひるたま
- ちょたま
- よるたま
- びよたま
- じもたま
- パワたま
- しきたま
- セレたま
- ぶったま
感想
米国、英国、中国をはじめ日本国外の殆どの国においては卵を生食する食習慣はなく、火を通した調理が一般的である。そのような文化圏で育った人にとっては、日本における生卵を用いる食習慣はカルチャーショックであり、ときにはゲテモノ食と映る可能性もある。
このように、国際的にはまったく理解されませんが、
たくさんの日本人に愛されるT.K.G（たまごかけごはん）。
この本では書名のとおり、３６５種類（＋α）のレシピが載っています。
私もT.K.Gが大好きなのですが、「きそたま」（基礎的なT.K.Gのレシピ）すら、想像の範疇を超えていて、
どんな食材ともマッチする懐の深さを実感しました。
ちなみに、特に美味しそうだと思ったのは下の５つ。
- おかかクリームT.K.G（かつおぶしとクリームチーズ）
- かいカリベーコンT.K.G（カリカリベーコンとかいわれとウスターソース）
- バター納豆T.K.G（バターと納豆とスプラウト）
- オレの気持ちだT.K.G（オイキムチと韓国のり）
- 白ねぎてんこT.K.G（白ねぎの小口切りとちりめんじゃこと一味、しょう油、ラー油）
絶対試したくないのは巻末のこれ。写真で見ただけでもいやです。
- 北欧からの珍客T.K.G（シュールストレミング＝世界一臭いと言われる発酵したニシンの塩漬けの缶詰）
こんなありえないものもありますが、だいたい一度は試したくなるような組み合わせばかりです。
料理がマンネリしてきた時に、アイデアを拝借する意味でも使えます。
料理への好奇心が高まる本です。
自分でも何かオリジナルT.K.G作ってみます。
