81.『ちょいデキ!』 青野 慶久 文藝春秋
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目次
第1章 大企業に溶け込めず、起業へ
第2章 こんな私でもなんとかやってます
第3章 Q&A基礎編
第4章 Q&A役に立つ実践編
第5章 Q&Aビジネス情報収集術編
第6章 Q&A健康管理編
第7章 では、現場へ「行ってらっしゃい!」
参考になったところ
- 遠くの目標は漠然としたイメージで十分。むちゃくちゃ短期の目標をこつこつ積み重ねる。
- 会議開始時に、会議が充実して終わった状態のイメージする
- 人と会う前に、にこやかに別れるシーンをイメージする
- 失敗したときに、「五分後に落ち着いた状態」をイメージする
- 今、やっていることは「やりたいこと」ではないかもしれません。でも、「やっておくべきこと」かもしれないのです
- 人を喜ばすのは結構楽しい。これを頭の片隅に入れておくだけで、ずいぶん世の中の見え方が変わります。そう考えれば、世の中、楽しいことだらけなのですから
- 優秀な人でも、愛想がよくないと伸びない。周りはフォローしないし、上司も避けてしまいがちになります
感想
ソフトウェア会社サイボウズの社長による、
ちょっとデキるビジネスパーソンになるための仕事術を紹介する本。
社長が書くビジネス書ってたいていは偉そうだったり、
難易度が高かったり、精神論が多かったりして、若干苦手です。
それを受け止められるだけの器がぼくに備わっていないだけなのですが。
この本はその手の本にしては敷居が低いです。
だいていの成功本よりも低いかもしれません。
だからといって、内容がうすいわけでもないです。
非常に役立ちます。
目線が若手のビジネスパーソンの位置まで下がっている分、
受け入れやすいのでしょう。
ちょっと自分の仕事に行き詰っている人にお勧めです。
気分転換にもなります。