102.『インテリジェンス 武器なき戦争』 手嶋 龍一 佐藤 優 幻冬舎


インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)

幻冬舎 2006-11
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目次

序章 インテリジェンス・オフィサーの誕生(インテリジェンスは獣道にあり
情報のプロは「知っていた」と言わない ほか)
第1章 インテリジェンス大国の条件(イスラエルにおける佐藤ラスプーチン
外務省の禁じ手リーク発端となった「国策捜査」 ほか)
第2章 ニッポン・インテリジェンスその三大事件(TOKYOは魅惑のインテリジェンス都市
七通のモスクワ発緊急電 ほか)
第3章 日本は外交大国たりえるか(チェチェン紛争ラスプーチン事件の発端
すたれゆく「官僚道」 ほか)
第4章 ニッポン・インテリジェンス大国への道(情報評価スタッフ―情報機関の要
イスラエルで生まれた「悪魔の弁護人」 ほか)


参考になったところ

自由・民主主義・市場原理主義は絶対に正しく普遍的なので、力づくでも他国に移植する。それが世界のためである。一方で、軍事力によって侵略し、主権国家を転覆しているという事実がある。イラク、アフガンの一部から見れば、アメリカこそテロ国家なのだ。

  • 仮に現時点では嘘をついたとしても、後世に対しては絶対に嘘をついてはいけない。そのためには記録を残しておかなければいけない。それが国家や歴史に対する責任(佐藤)
  • 杉原サバイバル…「命のビザ」によって救われたユダヤ