2009-11-10 102.『インテリジェンス 武器なき戦争』 手嶋 龍一 佐藤 優 幻冬舎 読書 インテリジェンス 武器なき戦争 (幻冬舎新書)幻冬舎 2006-11売り上げランキング : 60047おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 目次 序章 インテリジェンス・オフィサーの誕生(インテリジェンスは獣道にあり 情報のプロは「知っていた」と言わない ほか) 第1章 インテリジェンス大国の条件(イスラエルにおける佐藤ラスプーチン 外務省の禁じ手リーク発端となった「国策捜査」 ほか) 第2章 ニッポン・インテリジェンスその三大事件(TOKYOは魅惑のインテリジェンス都市 七通のモスクワ発緊急電 ほか) 第3章 日本は外交大国たりえるか(チェチェン紛争―ラスプーチン事件の発端 すたれゆく「官僚道」 ほか) 第4章 ニッポン・インテリジェンス大国への道(情報評価スタッフ―情報機関の要 イスラエルで生まれた「悪魔の弁護人」 ほか) 参考になったところ ネオコンの普遍主義(=世界革命思想) 自由・民主主義・市場原理主義は絶対に正しく普遍的なので、力づくでも他国に移植する。それが世界のためである。一方で、軍事力によって侵略し、主権国家を転覆しているという事実がある。イラク、アフガンの一部から見れば、アメリカこそテロ国家なのだ。 仮に現時点では嘘をついたとしても、後世に対しては絶対に嘘をついてはいけない。そのためには記録を残しておかなければいけない。それが国家や歴史に対する責任(佐藤) 杉原サバイバル…「命のビザ」によって救われたユダヤ人