110.『国家の謀略』 佐藤 優 小学館

国家の謀略国家の謀略
佐藤 優

小学館 2007-11-29
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目次

1 インテリジェンスという名のゲーム(「情報大国」日本はどこへ行ったのか
ヒュミントVSエリント」論争の落とし穴 ほか)
2 ニッポン・インテリジェンスの潜在能力(ガードの堅いエリツィン側近の胸襟を一発で開かせた「猪木カード」
外務省「対外情報機能強化」案に欠けている「プロの常識」 ほか)
3 陸軍中野学校という最強インテリジェンス機関(「酒」「カネ」「セックス」を超える日本的謀略の精髄「愛と誠」
「生きて虜囚の辱めをうけず」の正反対をいく情報屋の「死生観」 ほか)
4 ワールド・インテリジェンス―世界情勢を読む(アメリカ1 マキャベリがすでに喝破していた米「国家情報長官」新設の落とし穴
アメリカ2 ウォーターゲート事件「稚拙な接触」に仕掛けられた「壮大な罠」 ほか)
5 今日から使えるインテリジェンスのテクニック(ネット時代でもインテリジェンスのプロが「新聞切り抜き」にこだわるわけ
エルメスのネクタイ1本」の贈り物には「2本買って」誕生日プレゼント ほか)

参考になったところ

  • 欧米・ロシア・中東などでは、バーべキューなどの野外で肉や野菜を焼く料理は信頼関係を構築する上で大きな意味を持つ。地上の人間が食事を共にするだけでなく、煙となった形で天上の神様も参加することになるからだ