1.『男の作法』池波正太郎 新潮文庫
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175ページより
若いときはお金がないこともあるだろうが、
つまらないところに毎日行くよりも、
そのお金を貯めておいて、いい店を一つずつ、
たとえ半年ごとでもいいから覚えていくことが自分の身になるんですよ。
ちゃんとした店に行くということは、いろいろ勉強になる。
ただ食べるということだけではなくて、
いろいろ相手の気の配りかたがわかれば、
こっちの勉強にもなるわけです。
(中略)
いいレストランへ一人で行って飯を食うとかということを
若いうちからやらないと駄目なんだ。
他の著書でも頻繁に述べているのが、「気の配りかた」ということ。
ここが駄目だと他も駄目だということをよく述べている。
いいレストランへ行って勉強したいので、小遣い増やしてくれないものか。