37.【続ける仕組み】『「続ける」技術』 石田淳 フォレスト出版


「続ける」技術
「続ける」技術石田 淳

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「続ける」技術 実践セミナー「続ける」技術 実践セミナー
石田 淳

目次

第1章 あ~あ、やっぱり続かない…
第2章 「続かない理由」はここにある
第3章 行動に着目すれば、物事は簡単に継続できる!
第4章 ステップで解説!続ける技術を身につけよう!
第5章 続けるためのちょっとしたコツ
第6章 行動科学で続けられた!―第1章の登場人物たちは…

参考になった箇所

  • 行動の二つのパターン
    • 「不足行動を増やす」というパターン(学習、筋トレなど)
    • 「過剰行動を減らす」というパターン(禁煙、ダイエットなど)
  • 不足行動には大きなハードルがあります。それは「すぐに成果を確認できない」ということです。
  • 不足行動を増やす場合は、誘惑によって邪魔されやすいものです。私はこの誘惑を「ライバル行動」と呼んでいます。
  • 過剰行動を減らせない理由
    • 「快感やメリットがすぐ確実に表れる」
  • 継続のための基本
    • ターゲット行動の発生をコントロールする。
    • ターゲット行動を邪魔するライバル行動の発生をコントロールする。
  • 先行条件(行動の直前条件)→行動→結果条件(行動の直後条件) 例:暑い→エアコンをつける→涼しくなる
  • ですから、様々な環境条件を変えることで、行動をコントロールできるのです。
  • 続ける技術
    • 継続すべきかどうかを決定(本当に続けたいのか? 目標は明確か?)
    • どの行動をターゲットにしたいか(不足行動か、過剰行動か)
    • 具体的なラストゴール、スモールゴールを設定する
    • メジャーメント(行動がどれだけ増えたか、減ったかを確認する)
  • ごほうび効果(ポイントカードなど)とペナルティ(無駄なことをペナルティに)

→やるメリットとやらないデメリットを強化する

  • 欲しくなったときは15秒間だけ我慢するんだ。

感想


3日坊主で終わらせないための工夫が随所に盛り込まれている。
どれか一つは役に立つテクニックが書かれていると思うので、おすすめ。
個人的にはポイントカードのアイデアが参考になった。


また、第1章と第6章は読まなくてもポイントを抑えられるのだけど、
具体例を読むことでモチベーションは上がるので、
やる気になれない時に読むといいかもしれない。