情熱大陸 ―幅允孝(ブックディレクター)
感想
ブックディレクターとは、本棚を編集する仕事です。
ホテルや病院、ウェディング会場など、さまざまな場所に置かれている本棚。
依頼主のコンセプトを元に、自分の知識やセンス、そして想いを駆使して、
その場に応じた本を選択し、レイアウトなどを考え、組み立てていく仕事です。
なんて楽しそうなんだ!
この仕事したいな〜。
どうやったらなれるかな〜。
テレビを観ながら心底うらやましく思いました。
一番驚いたのは、自分で読んだ本しか選ばないということ。
まさに好きをとことん追求して作った仕事ですね。
かっこいいです。
ロールモデルが一人増えました。
印象に残った言葉
- 自分は表現者ではなく、媒介者
- 本の力を信じている
- 番組中で紹介された『月曜日から1週間を頑張っていくための3冊』
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3冊目は『週間少年ジャンプ』。
3冊目が一番納得いきます。次週読むまで頑張ろうって思いますもん。
ちなみに、この番組が放送されてから上記2冊のamazon売上ランキングがすごいです。
10月21日現在で『スヌーピーたちの人生案内』が4位、
『就職しないで生きるには』が5位。
テレビの影響力はまだまだ強大です。
幅允孝に関連したサイト
「紙に印刷されたすべての言霊や感情を、然るべき場所に届け、あらゆる人たちにその面白さを伝えたい。私たちの仕事は、そんな気持ちに支えられています」
「僕は今の職業を初めから目指してた訳ではないんです。ただ、本が好きなので、何か本に絡める仕事ができればいいなあとは考えてはいたんですけど、結果的に今、本を絡めた仕事をしています。僕はなんでも、"信じれば近いところに落ちる"って思っているんですけど、まさに今の職業がそうです。真ん中には落ちないんですが、ある程度イイところには行く。そんな感じですねえ。」