2009-12-03 116.『国家の崩壊』 佐藤 優 にんげん出版 読書 国家の崩壊佐藤 優 にんげん出版 2006-02売り上げランキング : 289781Amazonで詳しく見る by G-Tools 目次 1 ブレジネフ体制末期からゴルバチョフ登場まで 2 ペレストロイカが打ち出されるまで 3 ペレストロイカの本格的展開 4 諸民族のパンドラの箱 5 迷走するペレストロイカ 6 八月クーデターとソ連邦崩壊 7 社会主義の死亡宣告 8 昨日のソ連と今日のロシア 参考になったところ 排除的ナショナリズムに対して、非常に警戒心を強くしているんです。要するに、民族感情、民族意識というのは、ちょっとさわり方を間違えると、物凄く感情を煽って、どんな合理性に反することでも平気で惹き起こすということです 政治の言葉あるいは文学の言葉というのは、一部の人たちを長期間動かすことができるけれども、圧倒的大多数の人は、そういう言葉では長期間動かない。やっぱり生活の力は強い。その生活の力を知っていたのがエリツィンであり、知らなかったのがゴルバチョフ