梅田望夫『ウェブ時代をゆく』を語る

僕自身も、また周囲の友人を見ていても、10年前より圧倒的に長時間働くようになっています。仕事とは情報の処理ですから、IT化とグローバル化によって情報量が爆発したうえに、いつどこでも仕事ができるようになったことが原因です。
 Rubyというプログラミング言語の開発者である、まつもとゆきひろさんに聞くと、(中略)「嫌いなことを仕事にしてはいけませんね。病気になります」。生存ということを考えても、好きなことを仕事にしないといけないと確信しましたね。


「好きなことを仕事にする」というのは、
単にモチベーションの問題だけではなかったのだ。


好きでないとやっていけないほど、
仕事量が求められる時代になってしまった、
という意味合いもあることに気づかされた。